Restartノードで最初に戻る

前回までの作業がまだ済んでいない場合は、基本的な使い方から前回までのチュートリアルを先に済ませてください。

ここではノードが終端に達した時に、最初のノードに戻って繰り返し実行する方法を紹介します。
内容は以下の通りです。

  • Taskノードで待機で作成したシーンを開く
  • Logic Editorウィンドウでグラフを開いて編集する。
  • 最初に実行されるノードに戻って再スタートするRestartノードを使用する

「Taskノードで待機」のシーンを開く

前回のTaskノードで待機で行った内容を変更しますので、前回のシーンを開いていない場合は開いてください。

  • ProjectsウィンドウのAssets / Taskシーンをダブルクリックして開く

シーンを別名で保存

改変したTaskシーンを上書きしてしまうと混乱の元となりますので、あらかじめ別名で保存しておきましょう。

  • メニューからFile > SaveAs…を選択
  • Assetsフォルダを選択
  • Restartという名前で保存

Logic Editorウィンドウを開く

Logic BehaviorコンポーネントのグラフなどはLogic Editorウィンドウで編集します。
ウィンドウが表示されていない場合は、GameObjectを選択してInspectorの「Edit」ボタンをクリックすることで表示されます。

  • Logic Behaviorオブジェクトを選択
  • InspectorウィンドウのLogic BehaviorコンポーネントのEditボタンをクリック

すでにLogic Editorウィンドウが表示されている場合は、HierarchyウィンドウでのGameObject選択と連動してグラフが切り替わるようになります。

Restartノードを作成

Restartノードを作成しましょう。

  • Debug.LogのActionノードの遷移出力ポートをドラッグ
  • 右側付近のグラフビュー上でドロップし、ノード作成メニューを開く
  • Scriptsタブを選択
  • 一覧からFlow Controls > Restartを選択

Restartノードについて

Restartノードは最初のノードに戻って再スタートします。
どのノードに戻るかは接続状況によりますが、今回はStartノードの接続先であるWait For SecondsのTaskノードに戻ります。

もちろんRestartノードを使用せずワイヤーをループ接続させることでも繰り返し実行できます。
お好みで使い分けてください。

プレイして確認

ここまで作成するとグラフは以下のようになっています。

プレイボタンを押して挙動を確認します。

  • プレイ中にグラフビューを見ると、Wait For Secondsで1秒間待機していることを確認。
  • １秒経過後にConsoleウィンドウに「Completed!」と表示されることを確認。
    (ここまではTaskノードで待機の内容)
  • 再び、Wait For Secondsに戻り、1秒間待機していることを確認。
  • １秒経過後にConsoleウィンドウに「Completed!」と表示されることを確認。
  • 以降繰り返し

Consoleウィンドウが表示されていない場合は、メニューからWindow > General > Consoleを選択して表示してください。

動画ではプレイモードを分かりやすくするため、Playmode tintを赤く変更してあります。

次回

次回は、メンバーアクセスで乱数取得を行います

試用版でお試しの方は、お気に召しましたらアセットストアにてご購入ください。